オーストラリアのエメットインストラクター②ラスティ

ブリスベンでのインストラクターミーティングでお会いしたエメット歴9年のラスティにエメットテクニックとの出会いについてお伺いしました。


ラスティ・アレンさん
エメットインストラクター
オーストラリア・ケアンズ

主婦だったラスティは自分や家族に直ぐに行えるテクニックがあるとエムテックショートコースに参加しました。

その直後に、小さい息子さんがちょっとした事故に遭い、朦朧としているときに、夢中で息子さんにエメットテクニックのレスキューを行ったそうです。これが即座に効き、意識がしっかりと戻り呼吸が整ったため、素人が行ってもすぐに効くなんて! と驚き、その後プラクティショナーコースを受講し、資格取得後、まずは自宅で色々な人に行ったそうです。

そして受けた方々が、色々な人にその体験を話していったところ、気が付くとあっという間に口コミで広まっていったそうです。

 

その後、同期で学んでいたジェマさんと一緒にチャリティ活動を兼ねたイベントを企画したそうです。
チャリティであるため、募金をしてくれた方々に施術をお礼として行います。募金をした人は、支払ったお金が必要な人のために使われ、人に良いことをしているということ、そしてまた自分も施術を受けられるため、様々な人が好意的にイベントに施術を受けに来てくれたと言っていました。

こういったイベントを繰り返し行っていくことで、人々が「この間エメットっていうのを受けて」とか「腰や背中にこんな風にやって」などと話してくれることで、そういえば他の人もエメットの話をしていたな? と何回も耳にするから今度自分も受けに行ってみようかな? となり更に広まっていったとのことです。

 

大きな病院が行う心臓疾患の人のための募金活動イベントや、巨額の医療機械を大都市に行かなくてもケアンズでも治療が受けられるために病院に購入するためのイベントなどにも参加し、病院のバナーを掲げて募金をした人たちにエメットの施術を行うという活動もして行っていったそうです。

 

ラスティさんは、エメットテクニックについてこう語っています:
「生まれたばかりの赤ちゃんは何か確認するために触れたり口に入れたりするように、エメットテクニックも始めたばかりの時は皆何も分からず、どうしたらよいのか分からない。でも数をこなしていくことで指先の感覚が育って行き「これだ!」という感覚が身についてきます。使っていけばいくほどクライアントの身体から出てくる反応が掴みやすくなってきます。

エメットテクニックに出会うまで、私はただの主婦であり何者でもなかったけれど、この手技に出会って様々な活動を行っていくうちに、プラクティショナーとなり、そして今はエメットインストラクターとして活動しています。

ロス・エメットが作り出したマジックは、ロス・エメットしかできないことと思われるかもしれませんが、経験値を上げていくことでロスのマジックを私たちも行うことができるのです!」


ポジティブで活動的で、次から次へと様々なアイディアで出てくるラスティのエメットテクニックへの熱い思いはとても良い刺激となりました!

ブリスベン・エメットテクニック・インストラクターインタビュー①

ブリスベン・エメットテクニック・インストラクターインタビュー③